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やっと"本気"に出会いました。

「日中友好」という幻想

 

最近、ペマ・ギャルポさんという方が書かれた、

「祖国を中国に奪われたチベット人が語る侵略に気づいていない日本人」

という本を読みました。

 

とにかくチベットのことを調べるために、「チベット」「中国」等のキーワード検索でHITしたもののなかから、気になるものをAmazonより購入しました。

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この本で初めて知ったこと

 

 

1949年中華民国成立後すぐに計画された、チベット侵攻中国共産党軍がどのように、侵攻していったのかだけではなく、中国の巧みな政治戦略についても詳しく書かれています。

 

 

私は、高校時の夢は「日中関係を改善させること」でした。理由は単純ですが、何故隣国と仲良くできないのか、日本にも中国製品が溢れているのに何故ニュースでは悪口をいうのか疑問に思っていたからです。

 

自分の将来の夢を聞かれる度に、呪文のように「日中友好」だと唱えてきました。

しかし、この本を読み終わり感じたことは、そんな幻想をいつまでも抱いていると、日本列島も侵略されかねない、ということです。

 

果たして、日本の政治家でこの危機感を持っている人はいるのだろうか?

 

最も共感した文を紹介します。

 

国際社会の常識では"友好"とは、国家間の相互の関係が友好であることで、日本の側が友好的であれば、相手国も自然に友好的になるわけではない。特に、お互いの間に配慮の関係がないとき、一方的に日本の側が妥協したり譲歩したりしても、それは友好をもたらすよりも日本側の弱さを示すことにしかならない

 

 

つまり、日本は武器をもたない!平和が一番だ!と叫んだところで、北朝鮮がミサイルを廃止するわけでも、核兵器所持国がそれを捨てるわけでもないということです。

 

これを読んだとき、言語の勉強を日中友好の為だとほざいていた自分をこの上ない馬鹿だと思いました。

まさに日中友好という目標は、安倍政権の逃げ腰政策の表れであるのではないかと感じました。

 

 

次に知りたいこと

 

 

この二つです。大東亜会議については、書かれている本が少ないらしく、まだ探していませんが良い本があるのか分からない段階です。

(オススメがあれば教えてください)

 

 

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                                Maaya